むくみからだ】むくみを制御する為の体のしくみについて知ろう(足のむくみ解消法)

むくみとからだ

足のむくみとからだのしくみ

人のからだの構造には、四足歩行に適合した作りが数多く残っており、その代表的なものが、心臓や動脈、静脈などの血管系とリンパ系になります。
地面からの高さが少なければ少ないほど、心臓の拍出力は弱くて済みますし、手足から心臓に血液を戻すのも容易に行なえます。人が四つんばいになった時は、地面からの高さは成人でも1mにもなりません。人の血液やリンパの流れは、地面から1m程度の範囲が本来の許容範囲と考えたほうがいいです。ですので、現在の人間の身長は、血液やリンパの流れにとって過酷な環境にあるといえます。

女性の身長と血管の長さ

身長現在、女性の多くは身長160cm以上あり、地面から心臓までの高さも120~130cmはありますので、血液を送り出すことは重力の力を借りればそれほど問題は起こりませんが、足先まで送り出された血液を心臓に戻すためには、反対に重力が邪魔になります。そして二足歩行に適するために長くなった足は血管も併せて長くしてしまい、余計に血液を心臓に戻すのが困難になったのです。
血圧というのがありますが、手足の末端部の血圧はおおよそ15mmHg位あり、全身の血液が戻ってくる心臓の右心房の血圧は大体マイナス5mmHgです。この血圧の差の分だけ、血液を押し戻すことができるのですが、この程度の差ですとせいぜい30cm程度しが血液を持ち上げることができないのです。つまり心臓まで残り1mは他の手段を使わなければならないのです。だから、足は血液の流れが悪くなりやすいのです。水を撒く時にホースの先を細くつぶすと水の勢いは強まくなりますよね。これはホースの先を細くすると水の流れが悪くなり、ホース内の圧力が高くなることで起こります。同様に、血液の流れが悪くなると静脈内圧は高くなります。ホースと異なるのは、血液は血管の中から水分(体液)が外に出て行こうとすることです。血行が悪くなった状態が続き、どんどんからだに体液が溜まってしまう状態、それがむくみになるのです。

むくみを制御する、からだのしくみ

むくみは本来起こらないようにリンパの流れをスムーズにする機能がからだにはもともと備わっています。ようするに、足の血行やリンパの流れをスムーズにさせる仕組みが備わっています。

むくみ制御の2つのシステム

筋肉ポンプ作用(筋肉のミルキングアクション)
心臓吸引作用(心臓の拍動時に起こる作用)

①は歩行などで足の筋肉を収縮させたり伸ばしたりすることによって、特にふくらはぎの筋肉が静脈を絞り上げるように働き、血液を押し上げていくものです。そのため、運動をすることが足のむくみの解消につながります。
②は、心臓が収縮して血液を送り出した時に、今度は心臓が元に戻ろうとします。この時に右心房は血液を吸引します。この二つの力が作用して足の血液を心臓に戻そうとします。

筋肉ポンプとリンパ

運動日常生活では、筋肉ポンプ作用と心臓吸引作用の二つの作用だけでは、血液の流れを十分に円滑にすることはできません。たとえば、立ち仕事をしている時は筋肉ポンプ作用は期待できませんし、心臓吸引作用は、本来、非常に弱い作用しかありません。
足のリンパ液をスムーズに流すためには、リンパ節にあるリンパ心臓を促し、乳ビ槽を刺激し、胸管での流れを促進させ、そして下半身のリンパ液を上半身に吸い上げる胸腺ポンプ作用が重要になります。
この作用のため。立ち仕事の時でもむくみがおこらなくしてくれています。

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